私は、いわゆる「ビジネス書」というものを、ほとんど購入したことがありません。BookOFFなどで「100円本」のコーナーに大量に売られているビジネス書を時たま手にとってパラパラとめくっては「本棚のスペースを取るだけ」と判断して買わない、ということを繰り返して今に至ります。
その理由が、以下の記事で分かったような気がしました。
吉田典史の時事日想:約9割のビジネス書は、ゴーストライターが書いている [Business Media 誠]
自身、ゴーストライターであるという人の記事なのである程度信憑性はあると思います。
それにしても、これだからビジネス書は買ってはいけないのですね。良く分かりました。
そもそも、ビジネス書に1000~2000円も払う前に、ネット上のブログを覗いてみると、その内容を遙かに上回る良記事に出会えるのです。そして、日々移り変わっていくビジネスの世界で、本というメディアはすぐに陳腐化が進んでしまうため相応しくないと、私は思っています。ビジネス書のコンテンツこそ、ネットで発信していくべきものだと思います。
本にするべき情報とは、「ある程度の年月を経てもその価値が減じないもの」だと、私は思います。いやむしろ、年月が経てば経つほど輝きを増すもの、そういうものを本という形で後世に残すべきだと思うのです。そうすれば、真の意味で人生を豊かにする書棚ができあがることでしょう。 「本棚を見ると、その人の人生が分かる」と言った人がいました(すみません、誰だったか忘れました)。本棚を育てることは、自分を育てることにもつながる、と言うことなのでしょう。
そして、もし自分が後年本を出して世に問うならば、誠実に、真実に、謙虚に著さなければならない。
そういうことを教えられた今日の記事でした。
p.s. 一日2回更新ができて感謝!
コメント
こんにちは。
はじめましてかな。
私は今、本の原稿を書いているところです。
本格的に本を書くのは初めての体験です。
「誠実に、真実に、謙虚に著さなければならない。」
良い言葉ですね!
私の本も無事出版にこぎつけるといいなと思っています。