「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」をみた

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昨晩は連休中ということもあり,久々に映画を見ました。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」である。「え~,ハリー・
ポッターなんか見るの~」という声が聞こえてきそうです。実は,ネットでたまたま紹介記事を見つけ,それがきっかけで「見てみるか」
という気になったのです。(実は1~3作目も見てたりましますが)

以下,率直な感想です。

(1)詰め込みすぎ。場面展開が早く,見せ場が多いので何を伝えたいのかが分からないです。
(2)感情描写が薄め。先の紹介記事では「ハリーとハーマイオニーのすれ違いが見所」とありましたが,肩すかし。
(3)ヴォルデモートが謎。悪の親玉として出てきますが,もはや謎です。
(4)字幕が最悪。「我輩」とか珍妙な訳が頻発し,雰囲気をぶちこわしています。普通に訳せばよいのに・・。

このシリーズは,1年に1作出るか出ないかなので,新作が出る頃にはもう前作の内容を忘れているのが痛いですね。
話の繋がりが見えにくいのです。「あれ,この人なんて名前だっけ・・?」なんて思っている間にどんどん進んでいきます。原作を読まないと,
何が起こっているのかわかりにくいです。

あと,今作ではよく人が死にます。明らかに2作目までとは違う流れです。しかも,仲間が死んだことのインパクトが,
ハリー達の間で薄いように描写されています。これは気になります。

総じて,3作目からが区切れかなという感じがしますね。僕は2作目までの「ほのぼのおっちょこちょいハリー達の楽しい学校ライフ」
という流れのほうが,遙かに好きでした。もはや「子ども達に夢を与える」という映画ではなくなっています。そう,先の紹介記事でも
「大人が楽しめる作品になってきた」と評していました。つまり,擦れてきたということでしょうか。僕の印章では
「大人も子どもも楽しめない中途半端な路線になってきた」ように思うのですが・・。

いかがでしょうか。

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