説教準備で釈義をする時、Windowsユーザーであれば BibleWorks がメジャーな聖書解析ソフトです。かくいう私も、神学校に入学した最初の年に購入し、もうかれこれ7年ほど使用しています。大抵の機能はもう使えるようになってきたと思っていましたが、最近、信じられないほど便利な機能を、今まで使っていなかったことに気がつきました。
それは、本文のカラーリング機能です。この機能を使用すると、たとえば右のスクリーンショットのように、それぞれの語の属性に応じて、自動的に色を付けられるようになります。例えば動詞・完了形は赤、未完了形は灰色地に赤字、名詞は青字・・等々。
何が便利かといえば、一目で文章構造が分かることです。何が主動詞か、何が主語か。この分詞はどこにかかるのか。そういうことが、いちいち確認しなくても一目で分かります。これは、構文解析の際に絶大な効果を発揮します。特に役立つのが、ライン分析です。今までは、いちいちマウスを当てて一語一語確認しながら改行していましたが、カラー化されたテキストでは、5倍くらいのスピードで改行していけます。一度この機能を知ると、もうこれ無しではやっていけないくらい便利な機能です。何より、限られた時間で釈義をする際に強力なアシストとなりそうです。
・・それにしてもこの機能、何に使うんだろうなぁ~などと、神学生時代からずっと「??」だった機能です。いやぁ、もっと早く知っておけば、どれだけの時間が節約できたことやら。お忙しい中で釈義をしている先生方にはぜひともお薦めしたいです。
ちなみにやり方ですが、ヘルプの「Using Colors in BibleWorks」という項目に書いてありますのでご覧下さい。(なお Ver.8 の場合、42番目の項目です)。
コメント
白髪染め
白髪染めの紹介サイト
>j.aoyamaさん
結論から言えば、検索結果色分けを使います。私もこれがずっと理解できませんでした。要するに、属性ごとに検索して、付ける色を属性ごとに指定していくという方法です。面倒ですが、一度だけやればOKです。今忙しいので、来聖日の説教が終わったら、やり方を詳しく書いてこのブログで公開しようと思っています。
>kokiさん
コメントありがとう。上述の通りできますよ!BWでも。
これで鞭木先生に自慢できる!?(笑)
情報ありがとう。
私も鞭木先生に卒論でお世話になったときにみた、
アコーダンスの自動色分けには目が飛び出ました。
そんな機能がBWにもあればいいのだが・・・。
単語属性による自動色分けは、アコーダンスに出来てバイブルワークスに出来ないこと、と去年の夏期研修講座で鞭木先生に言われてしまったのだけど、出来るの??
。。うーんヘルプを見たのだけど、一語一語の選択による色分けしかわかりません。検索結果色分けを使うのかな?