下水道開通大作戦

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何のことやら・・というタイトルですが、我が家(教会の隣の一階建ての民家)の下水道が、今朝方また詰まりました。話題が話題だけに少々、汚い話になりますがご勘弁を。

発端は、トイレが流れずに水が溢れそうになったこと。一発で「来たか!」と分かりました。というのも、一昨年の11月にも全く同じような詰まりが発生したからです。その時は、自前で高圧洗浄機+下水道用オプションホースなど一式購入してトライしたのですがあえなく撃沈。業者に来て頂いて解決しましたが、3万円もかかりました。痛い出費でした。

原因はと言えば、これまで気づいていなかった花壇の中に、最終升があることを業者の方が発見し(手慣れた手つきで掘り当てたのはさすがでした)、その升の中に木の根っこが大量に侵入して「せき止め」をしていたためでした。

今回もそうに違いないと思って最終升を見ると、一杯も一杯。地表に溢れ出しているではありませんか。ここで一昨年購入した高圧洗浄機の出番です。高圧洗浄機と言えば「ケルヒャー」や「RYOBI」が定番ですが、少しでも安い物をと探しまくり、カ○ンズ○ームにて、「Nilfsk Alto」という、オーストリア(だったかな?)のメーカのものを購入したのでした。

前回は、購入したにもかかわらず結局失敗して、痛い二重出費となったのですが、今日は大活躍。顔に汚水を浴びること数回、30分ほどであらから流れ去りました。そこから顔を出したのは、巨大タワシか!と思うような細い木の根っこの塊。

この塊に阻まれて、直径10センチ程度の下水管が、なんと2、3センチしか開いていませんでした。これでは流れるはずがありません。この根っこ、汚水升と下水管の間に経年変化でできた「すきま」から侵入してきたものです。定期的に水が流れる下水管は、樹木にとっては「天国」のような場所なのかも知れません。それで、あんな塊になったのでしょう。その塊を取り除き、全体が開通したのは作業開始から2時間ほど経過した時でした。

説教準備で忙しい中、「丸一日つぶれるか・・!」と冷や汗ものでしたが、「おお主よ、無事に開通させて下さい」と祈りながらの作業でしたから、途中は楽しさも覚えました。そして以外に早く終了してこれまた感謝。

・・一連の作業から教えられたのは、定期的に根っこを取り除かなければ、すぐにつまる下水管が、人間の罪とソックリであること。罪の根は、気づかぬうちに心の中で延びているもので、すぐに処理しなければ心が詰まり、いつの日か、溢れ出す悪となって人生を破壊してしまうものです。

そしてもう一つは、汚水でありながら、「オアシスの水」であるかのように吸い取る樹木の姿。この世の汚い水にどっぷりつかり、それを「旨い、美味しい」と言っている人々の姿が、完全に重なります。

そうではなく、キリストのいのちの水によって潤される者となりたい。

そんなことを教えられた今日の作業でした。

コメント

  1. ミスターSSS より:

     お疲れ様です。
     かどっちさんらしい、頭を使ったDIYでしたね。土曜であっただけに、お忙しかっただろうとは思いますが…。
     私の実家の排水溝は、駐車スペースの下にあるのですが、入居時、水道業者に「時々枯れ葉が腐ったりして詰まるので、清掃してください」と言われました(あの、屋根裏部屋作成を手伝っていただいたころです)。その後早10年経ちますが、多分一度も清掃せず、いまだに詰まっていません。
     私の今の家は共同住宅なのですが、入居時、「消毒済」と書いてあった便座のラップを外したら、臭いのなんの。もちろん便器等はバリバリに綺麗なのですが、ドロの腐ったような臭いがしばらく充満していました。
     即不動産屋に相談した結果、排水溝の蓋(玄関の地面にある)に通気口付きのものにしてくださり、それでも治らないと言ったら、もう1つの蓋にも通気口が付き、それ以降、臭いは解消しています。
     私の家のその排水溝も一緒です。
     通気口がなければ(家に関しては、本来は構造上通気口が無くても良いらしいのですが)、心のガスや臭いは、逆戻りしてします。その「心の通気口」を作ってくださるのは「主」でしかありません。
     電気周り、ガス周りのトラブルも困りますが、滅多にあることはないですし、やはり水回りのトラブルが一番嫌ですね(笑)。以前にも書いたとおり、私も少し前、全自動洗濯機の洗濯槽のカビ落としをしましたし(^^; )