常日頃から低燃費走行を心がけ、運転中の妻にあれこれ言っては煙たがられている私ですが、ハイブリッド車はまだまだ高すぎて手が出ないにしても、普通のガソリン車に何で標準装備でないのか不思議でならなかった機能がありました。 それは「アイドリング・ストップ機能」です。大型バス等ではすでに何年も前から実用化されており、我が町の仙台市営バスでも信号で止まる度に「ブルン・・・シ~ン」となるアレ。 ようやく、一般車にも装備され始めるようです。以下がその記事。
i-stopを開発したエンジニアに聞く:「クルマを走らせる楽しさ」へのこだわり―マツダ・アイドリングストップ開発の哲学 [Business Media 誠]
記事を読むと、簡単そうに見えて実は非常に多くの課題があることが分かります。数万円のコスト増になるのは確実かと。それが原因でこれまで装備されてこなかったのでしょう。
何を隠そう、私は前に乗っていた軽自動車では「手動アイドリング・ストップ」をやっていました。赤信号で止まるとギアをニュートラルに入れて、エンジンを切るのです。そして、青になる5秒前くらいにエンジンを入れる。そのせいか分かりませんが、燃費は12~13km/l は出ていました。今の車になってからは、普通に乗っても14km/l は出ますし、先日高速に乗った時は、22.1km/lというスコアが出たので、あまりやらなくなりましたが、それでもぜひつけてほしいです。
実際、記事中にある通り、町乗りでは走行時間の1/4~1/5がアイドリング、なんてことは結構あります。そこでアイドリング・ストップを働かせれ
ば、単純計算で10~20%は燃費が向上することになります。これは大きいはずです。
ハイブリッド車やEVへのシフトがもう始まっている今、ガソリン車をこれからも売ろうと考えるなら、これくらいの機能は標準でつけないと、ますます厳しくなると思います。
自動車メーカーには頑張ってもらいたいものです。
コメント
今や旧型プリウスの中古車(H17年程度)は100万円前後で売られている世の中ですが、マツダのアイドリングストップは、私も注目しているところです。
確かにおっしゃるとおり、手動アイドリングストップでも相当の効果があるようです。私も学生の頃、真夏の甲州街道で、事故渋滞に遭い、徹夜したことがあるのですが、その際はレンタカーで手動アイドリングストップをしていました。そしたら当時のカローラ程度でも、16Km/l以上走りましたね。
しかし記事にもあるように、マツダのアイドリングストップは、安全かつギクシャク感がなく、何より運転が楽しそう、というのが私も気になっています。
ハイブリッドの何分の1ものコストで、ハイブリッドに迫る燃費が出るとなれば、注目する価値は十分ありそうです。