いよいよ始まったバンクーバー・オリンピックですが、テレビのない我が家では、リアルタイムで見ることができないなぁ~、と思っていました。ところがNHKが、なんとインターネット・無料ライブ配信をしてくれているではありませんか!
配信されているのは、地上波やBSで放送されないマイナーな競技ですが、逆にそれが、華々しい舞台とはひと味違った魅力を出してくれているように思います。NHK、すごい! ちなみに、実際に視聴してみると、常時 1Mbps 程度の帯域は使用しているようです。 従って、途切れなく映像を楽しむためには、3~5Mbps は必要なのかなと思います。
今現在放送しているのは、「リュージュ・男子1人乗り」です。大男達が仰向けに寝て、微妙な刃の操作で進路を調整しながらいかに早く滑り降りるかというこの競技。 素人目から見ると簡単そうに見えますが、時速150km も出る、非常にリスキーな競技と言うことは先日のグルジアの選手の痛ましい事故の報道からも分ることです。 そのような危険を感じつつ、上位選手達は前の選手よりもラップを刻んで行くのがまた、素晴らしいと思いました。 そして、つかのまのトップを味わい、越されると「オォ、ノウ!」と悔しがり、でもすぐに気を取り直してお立ち台を譲る姿は、見ていてすがすがしく思います。
それにしてもリュージュって、なんであんなに差が出るんでしょうかねぇ。 有力選手になると、平気で前の選手のタイムを 0.7秒とか削ってきますから・・(下位の選手はせいぜい 0.3秒程度)。 一位と最下位の選手のタイム差を考えると、数十メートルくらいは差が付いていると思いますが・・(ちなみに日本人の最高位は38人中30位)。 どこからあんな違いが出るのやら。 重力の法則を考えると、体重が重ければ重いほど有利に思えますが、そういった所は調整してあるんでしょうねぇ?
何にせよ、このようなかたちでマイナー競技を目にすることができるのは、嬉しいものです。
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